Junks and Toothpaste

just some random pieces of everyday

三杯目の焼酎

父「今日の焼酎は濃かったのかな。一杯しか飲めなかった」

母「それ三杯目だよ」

 

 最後の記事更新以降、幾つか下書きはしたものの、そこで満足して公開するには至らなかった。そしてこの度、某星座占いで「SNSよりもブログ中心にするといい」と読んだので、二ヶ月の放置を経て更新することにした。占いに感化されて仕事を辞めた私らしい、やや胡散臭い行動である。

 占い関連の話をすると、先日、地元でよく当たると噂のタロット占いに行ってきた。実は数年前にも一度訪れたこの占い屋。当時の私は留学から一時帰国中で、あらゆるストレスを抱えていた。勉強面でも、生活面でも、恋愛面でも。

 そんな状況での占い結果、最初の一言が「すごく疲れてますね」。端的だが的確な表現。こちらの情報は何も話していないのに言い当てられ、それだけでも驚いたが、今後に関して「ボロボロですけど、なんとかなります。年末にはとりあえず落ち着きます」とのこと。

 これだけ聞くと、そんなざっくりしたことは誰にでも言えるのでは?と思うかもしれない。ただ、この「年末」というのが、ちょうど私が留学を終えて帰ってくるタイミングだった。実際その後も何かと気苦労は絶えなかったが、周囲の人間関係も改善し、十二月には無事に日本に帰ってきて一安心。「あの占いは当たっていたのかな」と、なんとなく思いながら年を越した。

 

 ここ最近、特にひどく悩んでいるというわけではなかったものの、漠然と「このままで大丈夫かなあ」という生来の不安症が顔を覗かせていた。そんな時、ちょうどその占い屋の近くで友人との約束があったので、誘って一緒に行ってみた。雰囲気・値段ともに気軽に行きやすいのも、この占い屋の良い点である。中に入ると一時間ほど待ち時間があるようだったので、周辺をぶらついてから店に戻ってきた。

 今回もこちらの状況は一切伝えていない状況で、水晶玉とタロットカードを用いて占いが始まる。そして出た結果は、ざっくり言うと以下のようなものだった。

 

 「あなたは我が道を貫く人。実際に今、自分のやりたい方向へと動いていて、生き生きとしています。二ヶ月以内には自分の中でひとつの決断を下して、それに向かって行動を起こしていくはず。結果がどうなるかはまだ分からないけど、あなたは後悔するタイプではないので心配しないで」

 

 この最後の一言が、今の私がまさに求めていたものだった。下手に「今後どうなっていくか」ということを言うのではなく、自分の責任で自分の道を行く、その背中を押してくれる言葉であった。内容自体も的を得ていたが、この一言を聞けただけでも十分だったといっても過言ではない。

 

 このような「アドバイス」を求めて占いに行く、という人は少なくないのではないだろうか。そのような気持ちを利用して、高額なものを売りつけたり洗脳したりという、悪徳な商売があるのも事実だ。ただ、それは占いに頼りすぎるあまり、「自分で考える・行動を起こす」ということを諦めてしまった人が引っ掛かってしまう罠だと思う。

 「当たっているかどうかは別として、そのアドバイスを生かして良い方向に進んでいくことが出来ればいいのだ」という、友人の言葉を思い出した。