Junks and Toothpaste

just some random pieces of everyday

ドイツもコイツも

大学の時、副専攻がドイツ語だった。

高校の時にオーストリアに興味を持って、それに付随するように、ドイツ語を勉強したいという意欲が湧いたのがきっかけ。
専攻は一番好きな英語にしたけど、副専攻は迷うことなくドイツ語を選んだ。

2年生のとき、中級レベルの授業を取った。
背が高くて声が低い、羽鳥アナと博多大吉を足して2で割ったような先生だった。発音もめちゃくちゃ上手かった。すぐ好きになった。

前期の授業は大体、小さな教室の一番前の席に座った。日本語訳は配布されなかったので、先生が言った内容を全部ノートに書き留めた。これが結構大変で、授業中ずっと手を動かしていた。私以外は誰もそんなことはしてなかった。
家で予習も復習もした。発表担当じゃなくても、毎週和訳していった。NHKドイツ語講座も見た。勉強するのが楽しかった。テストの点はかなりよかった。


前期の成績が返ってきた。S、A、B、C、F の5段階評価で、Bだった。

本当に理由がわからなかった。何が悪かったんだろう。何回か授業を休んだからか。時々うとうとしていたからか。でもあの教室で誰よりも真面目だった自信はある。それでも不十分なら、来学期はもっと頑張らないといけない。

そうは思いつつ、実際のところ、後期は前期ほど頑張らなかった。日本語訳のプリントが配られるようになって、ノートを必死に取る必要もなくなったし、前期よりも遅刻や欠席は増えていたと思う。それでも勉強するのは楽しかったので、テストの結果はやっぱりよかった。


後期の成績が返ってきた。Sだった。


理由を考えた。出席日数で評価が上がるはずはない。テストの結果は前期とさほど変わらない。となると授業態度。ノートを取るのはやめたけど...
あ、そういうことね〜。一番前の席で、一人だけめちゃくちゃシャーペン動いてたら目につきますよね。まさか日本語訳を全部書き取ってるとは思わないですよね。他の授業の課題でもやってるんだろうと思いますよね、普通ね〜。なるほどね〜。

頑張ってたんだけどなあ。


真相は分からないけど、こないだ久しぶりにその授業のテキストが出てきて、思い出して少しうらめしい気持ちになったので。オチはないけど、書くことで消化する。
でも先生のことは嫌いになっていません。大人のイケメンの魅力、すごい。